こんにちは。
ひろきぃです。
英国のトラス首相は経済成長を促すための措置を積極的に講じると表明したそうです。
トラス英首相、経済対策を擁護 「適切な計画」 | ロイター (reuters.com)
インフレを抑えたいEUと減税を中心とした経済政策を行いたい(=インフレを助長させるかもしれない)英国による次の一手に世界中の投資家たちが注目しています。
早速、昨日の市況を振り返ってみましょう!
【米国市況】株が大幅反落、FRBタカ派姿勢で-ドル144円台半ば – Bloomberg
【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース – Bloomberg
【株式】
米国株
NYダウ 29225.62(-458.13 -1.54%)
S&P500 3640.46(-78.57 -2.11%)
ナスダック総合指数 10737.51(-314.13 -2.84%)
米国株は3指数とも揃って大きめの下落。全セクターが下落となり、リスクオフの展開だった。
個別株ではバンク・オブ・アメリカがアップル(AAPL)の投資判断を『買い』から『中立』に引き下げた。
アップル株下落、BofAが投資判断引き下げ-優位性危ういと指摘 – Bloomberg
アップル(AAPL)の株価は142.48ドル(-7.36 -4.91%)と大きく下げて引けた。
ナイキ株下落、6-8月決算で収益性懸念強まる-米需要は堅調 – Bloomberg
日本株
日経平均株価 26421.98(+248.22 +0.95%)
TOPIX 1868.80(+13.65 +0.74%)
マザーズ指数 704.84(+13.65 +0.74%)
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【為替】
米ドル/円 144.402 (+0.284 +0.20%)
ユーロ/円 141.734 (+1.452 +1.04%)
ユーロ/米ドル 0.98154 (+0.00840 +0.86%)
ポンド/米ドル 1.11166 (+0.02287 +2.10%)
昨日発表された米国の新規失業保険申請件数が予想を大きく下回ったため、労働市場の堅調さにより更なる利上げ観測が高まった。
米ドル円に関しては引き続き145円が近づくと政府・日銀の介入懸念が拡がり戻りを売られる展開が続いている。
主要国金利
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【コモディティ】
WTI原油 81.60(-0.28 -0.34%)
天然ガス 6.952(-0.104 -1.47%)
金先物 1661.03(+1.32 +0.08%)
銅先物 647.75(+6.25 +0.97%)
原油は株安による景気後退懸念から反落。金は上昇。
【今日のポイント!】
注目の決算
注目の経済指標
8:30 8月失業率(日本)
15:00 GDP(英国)
18:00 失業率 消費者物価指数(欧州)
【ひろきぃ的相場観】
株式市場
直近は下落相場からの押し目買いが入りそうだが、アップル(AAPL)をはじめとして米国企業の決算次第で失望売りの展開も中期的なシナリオとしておきたい。
日本株は米国株の乱高下が続いているため連れる展開を想定する。
為替市場
イギリスのトリプル安(株安、通貨安、国債安)に注意したい。
イギリス政府が追加の経済対策を発表する可能性すらある。だが、一転して政策の転換すらありえるので慎重に見極めていきたい。
最近のドル高の流れを嫌気して、日本に続き各国が介入の動きも出始めていることに注意が必要である。
CFD市場
原油は短期的には景気後退懸念による価格下落が想定される。
しかし、最近のロシアの制裁への抵抗ともとれる動きや、中国のロックダウン後の経済活動再開による需要増や各国暖房需要による底堅さもある。
金相場は米国金利上昇ドル高の影響により、利回りの無い金は売られる流れが続くと思われる。
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